2011年6月24日金曜日

今日の怪しいグラフ

  • ngCoreの速度を書いてるスライド記事でこれはないなーと
  • http://www.slideshare.net/zigorou/ngcore-engine-for-mobage-platform
  • 後半の速度比較でOpenGL+Javaが1000個スプライトを描くだけで速度が落ちてるのは、実装がダメなだけだと思います。
  • 多分ネイティブと比較してもそんなにかわらないよといいたいんでしょうが。
  • スプライトバッチ使えばDesireでも、板ポリゴンなんて万単位で描画できるよ? 
  • 専用チップ積んでて、1000個スプライト出してフレームドロップする実装なんてお笑い種じゃないすか。
  • あと1000個出したときのFPSが数字で書いてないのはなんで? 57と58と59の違いはほとんどないけど、0と1と2の違いは大きいと思う。
  • 用途を絞れば実績もあるし素晴らしいものだと思うんだけど、こんな感じで上位の環境を貶めるような書き方はいけないと思います。
  • 最悪ネイティブの1/10も描画できません。ですが簡単な2Dゲームは十分作成できます。と書くべき。

Machinarium

  • Machinarium。チェコ製のFlashゲーム。2年前のゲームになるのか。7時間でクリア。
  • 基本画面をクリックして脱出する脱出ゲーム。。。
  • 脱出ゲームなんて新規に分類作らなくても、普通にADVでいいんじゃないかと思うんだ。
  • 海外ゲーといってもUIが英語なくらいで本編に文章は一切存在しない。アニメの流れる吹きだしで会話や心理状態は表現される。
  • 画面上のものを工夫して組み合わせて場面を乗り切っていく感じ。例えばこの画面では、
    ⇒椅子の脚をつかむことでのっぽの悪人を椅子ごと転倒させる
    ⇒転倒しているうちに、皿の上の弾と腰についた鍵を盗む
    ⇒射的の弾がないので的に悪人は弾を集めに行く
    ⇒そのすきに弾を床にばらまく
    ⇒鍵で画面左のコンパネを操作し牢屋を解放する
    ⇒囚人が現れるが転倒して悪人はすこし遅れて後を追う
  • こういうのはトライアンドエラーでなんとか見つからないことはない。
  • ただ難易度のけっこう高いパズルが都度都度提示されそれを解かないと進めない箇所がある。
  • 右上の本を開くと見られる、ヒントを見れば全部答が書いてあるんだが、頼ると負けた気がするよねー。
  • 最後の画面の鍵盤を叩く場面で一番左の音がわかりづらくてこれもヒントを読んだ。
  • 基本クリックしたところに主人公は歩いていくという操作方法なので、待ち時間が多い。まあこれはこうしたゲームの宿命なのかな。
  • ゲームは全編Flashで制作されている。つーても、2Dならたいていのゲームが今FlashでOKだと思いますが。
  • なんか綺麗だしだらだらやってしまうよね。
  • 他とあわせて5個パック$9.99で購入したのでまあ200円しない?
  • 正規の値段で単品で$9.99払うのは・・・まあ価値観によりますよね。まあ、同じくらい書き込まれた絵本を考えても、全然それだけの手間はかかってると思います。
  • けど、すでに安く買った人がいるのに金を多く出すのも癪だったり。セール狙いすな。

2011年6月20日月曜日

Alice Madness: Returns

  • Steamで購入、四章導入まで。
  • 日本語が対応言語に含まれています。国内リリース前なんだけどなあ。
  • 内容はデビルメイクライとかそんな感じの3Dアクション、ジャンプアクションシーンが多め。
  • 完全一本道。集め物山ほど、よくある最近のゲーム。
  • 雰囲気はとても好きなので、こういった感じが好きな人が買えばいいと思います。
  • 似たようなものを積んでたりだとちょっときついかもしれない。
  • 360コンでプレイしてるんですがいくつかはまった点があるので書いておきます。
  • 敵が強いとかそういったことでなく気づかないとツラくなりそうな点だけね。。。
  • 防御用の傘が初登場時、コントローラー操作だと対応するキーが表示されない。また説明書を読んでも使い方がどこにも書いてない。
  • ⇒敵をターゲットした状態でジャンプボタン(A)を押すと傘が展開されます。キー設定とかいじる必要はないです。
  • すぐ落ちる。ジャンプの距離が足りない。
  • ⇒ジャンプボタン長押しでアリスはホバリングします。序盤は距離があまりとれなくてもごりおせるのでなかなか学習できない。ホバリングになれると大分ジャンプシーンが楽になる。
  • スイッチの上に、時限爆弾を置くイベントがカメラの切り替えのせいもあってシビアすぎる。カメラの切り替え時には危なくて移動できない。
  • ⇒時限爆弾をスイッチの上に置く際は、慌てずに、アリスをスイッチの上に立たせて、しかる後爆弾を置くようにする。この手順でカメラの切り替え後に時限爆弾を設置できる。
  • ⇒基本アリスは戦闘中、時限爆弾ほりなげてるので、たちどまると丁寧に足元に置く動作をするのが気づきにくい。またこの場合明らかにスキップできないカメラが罠になってるのでタチが悪い。これは流石にチュートリアルでもいれるか、カメラを改善すべき気がする。
  • それにしても一章が長い。三章終了までで、下手糞をさておいても15時間かかっている。
  • あまりネタバレないスクリーンショット(Steam Cloud)
  • http://steamcommunity.com/profiles/76561197998376622/screenshots/?tab=all
  • けっこう先の方の面までプレイしてるのでプレイする予定があるなら閲覧はあまりしないほうがいいかも。

2011年6月17日金曜日

翻訳

  • ちらちらGNU関係を見てたら、手ごろな長さの文章ですこし話題になってた、
  • 微妙に間違った解釈が流れていて気になったので
  • まーでも漏れの翻訳が全部正しいわけはなく、気になったら訂正するぬー
  • コメント欄は俺の自由に基づき封じている
  • 立方根(Cube root)てなんぞ、リンク先も読まないといかんのか
  • 義侠心的には賛意を示したいけど、仙人みたいな生活は無理なので受け入れがたい

電子書籍の危険性(The Danger of E-books) 私家訳

電子書籍の危険性(The Danger of E-books)
Richard Stallman

ビジネスが政府を支配し法を記すこの時代にあり、あらゆるテクノロジーの進歩は公衆に対してあらたな制限を強要する機会となっている。テクノロジーがわれわれを力づけるのでなく代わりに、縛り付けるのだ。

印刷された書籍では
  • 現金で匿名性を保って購入することができる
  • そしてそれを所有できる
  • 制限条項が課せられたライセンスに署名する必要はない
  • フォーマットは既知のものであり。書籍を読むにあたりいかなるプロプライエタリな技術も必要とされない
  • 他人に、譲り、貸し、転売することができる
  • 物理的にスキャンやコピーをとることができる。またしばしそれは著作権上合法な行為である
  • なんびとたりとも、あなたの本を破壊することはできない
翻ってAmazon ebooks(代表的なもの)
  • Amazonはebookを取得するにあたり個人情報を要求する
  • いくつかの国で、Amazonはebookの所有を認めないとしている。
  • Amazonはebookを利用するにあたり、ユーザーに制限的なライセンス条項を課す
  • フォーマットは秘密であり、プロプライエタリでユーザーを制限したソフトウェアだけでしか読むことができない
  • 時間を限った不完全な「貸与」がいくつかの書籍で認められている。だがそれは同じシステムを利用している(名前だけで識別される)ユーザーに限られる。譲渡も転売も行うことはでぎない。
  • プレイヤーに仕込まれたデジタル制限管理(Digital Restrictions Management)によってebookを複製することは不可能である。また著作権法より制限の厳しいライセンス条項によっても複製行為は妨げられる。
  • Amazonはバックドアを用いebookを遠隔操作で削除することができる。このバックドアは、2009年に利用され、ジョージ・オーウェルの「1984」を大量に削除した。
これらの侵害行為の中のひとつでさえebooksを印刷書籍からの退歩と成すに足る。彼らが我々の自由を尊重するまでebookを強く拒否しなければならない。

電子書籍の販売業者はわれわれの典型的な自由を著者に支払いを行う必要性から否定している。現状の著作権システムは(これにあたっても)卑劣な行いしかしていない。むしろそれは業者を維持するために適しているものなのだ。われわれは著者をわれわれの自由を制限しない別の形で支援することができる。これは法に則った分配形式でさえある。私の提案する2つのメソッドは以下のとおりだ。
電子書籍は、もし企業がそうしようと考えなければ、我々を攻撃するものではない。彼らを止める責任は我々にある。戦いはすでに始まっているのだ。

Copyright 2011 Richard Stallman
Released under Creative Commons Attribution Noderivs 3.0.

(http://stallman.org/articles/ebooks.pdfからの翻訳です)

2011年6月6日月曜日

World of Goo

  • 最近STEAMで購入して最後までプレイしたのだが今日見たらセールで半額だったよ(2011/6/6)
  • 出たときに評判になっていて欲しいなあと思っていたが去年までクレカを持っておらず買えずじまい
  • WiiとかiPhone販売してたのね。でもマウスでポチポチの方がゲーム性に会うと思う。
  • 物理パズルゲーの中でも絵作り音作りで卓越。
  • 動きの面白さに頼らずちゃんと作品として成立している点は稀有。
  • META SCORE90は伊達じゃないですよね。
  • まあ、マウスを思いっきり振ってGooを動かすと壁をつきぬけたりして、
  • Youtubeのハイスコアリプレイがほとんどそれ使ってやってるとかはご愛嬌か。

2011年6月4日土曜日

エレベーター サザエさん

エレベーター

朝急いでいると主婦風の女がエレベータのかごの中に男とはいってきた、
主婦風の女は男に対して何か親切というか他人行儀で、苗字にさんをつけて名前を呼ぶ

「あら、Sさんはどうして、この時間?」
「ええ、下階に車をとりにいこうと思って」
「あー、でも見られたらばれてしまうかもしれないわね、それはいけないわ」

ふふと女が笑う。男の方は先客に私が乗っているのを見て何か気後れした風だ。
なんとも怪しい空気だが、まあ美男美女というわけでなく面白い光景ではない。
構造上建物の出入り口は二階なので、私は親切心を発揮して1Fへのボタンを押した。

「そう、そういえばKさんよ、Kさんとこの間会ったのだけれど」
「Kさんですかお会いしたことはないなあ、どんな方でした」
「あの人はすごいのよ、シナリオを書いているの」
「へえシナリオですか、映画とかドラマの、そんな風には見えなかったな」

女は男を馬鹿にしたように笑う。

「いえ、違うのよ今度の○○党の混乱劇のシナリオを書いていたのがあの人なの」

聞き捨てならない。そして申し訳なくも他人事ながら胸が痛くなった。エレベーターのかごの旅路はまだ半ばでしばらくの間、この空気に私は耐えなければならない。

「そうなのですか」
「ええ、いいお話が聞けたわ」

中流より上くらいの人間が住む場所だし、まあそういった陰謀もあるのだろうが、この婦人がすこしおかしいか、だまされてるかと思うのが普通で、まあなんというかもやもやした感じだ。

長い沈黙。チン。かごが二階についた。

もやもやした気持ちをひきずりながらかごを降りると駅に向かった。そんなすごい人が身の回りにいるというのはまあ世界はあの婦人近辺を中心に回っているのだろう。
それが事実だとして、それが虚構だとして、婦人が山師に騙されてるとして、とりあえず私には関係のないことである。

サザエさん

子供の頃に暗い病院の待合室でサザエさんの再編集版でよりぬきサザエさんというのを読んだ。

サザエとフネがでかけるので、マスオと波平が今晩の食事を作ることになる。
高価なエビを使ったエビフライだ。最後のコマでは波平がフネに「お金をかければ美味しいものができるに決まってるんです」と怒られている。

こんな話がだいぶ記憶に残っている。
生ガキをブルーオイスターとか名前つけて何千円で売りつけたり、美食を煽るグルメ漫画はのきなみフネさんに謝罪すべきだよね。
まあとにかく、食べ物に関しては成長期を通じて、なんというかそんなことを言うのも野暮なような空気が出来たが。学校を出て、世の中に出ると食い物に限らず、「金かければいいってわけじゃない」と思い当たるケースにまま当たる。お金がなければ使うのは知恵で、なんというか世の中知恵が足りないのだ。
まあ今度ヒマができたらサザエさんを一巻から読んでみようかな